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明治25年生まれの現役
/カテゴリ: 愛すべき あかりびと三原市本郷町に実広醤油さんがあります。
その工場の奥に構えているのは大きな樽でした。
醤油の香ばしい香りと飴のような色がしみ付いてなんともいい照り。
素材は「檜」です。
今は職人さんがいないので壊れたら修繕できないものだとか。
ここからは職人技と素材の耐久戦・・・今後を見守りたいです。
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我が父ながら・・・
/カテゴリ: 愛すべき あかりびと父にお茶の稽古に使うための茶杓を作ってもらっています。
父は洋服職人をしていたこともあり、
手先がとても器用で特に木でなんでも自分作るんです。
たとえば三味線とか車のギアヘッド、灰皿・・・。
そんな父も茶杓作りには苦戦しているようで途中経過をのぞくと
これが結構工夫を凝らしているのです。
その1つが竹の茶杓の繊細な曲がりを出すために
なんとギグを作ってはめているのです。
ギグ作りの方が時間がかかったのでは?ないかと思いましたが
そのアイデアには脱帽でした。
本体は紅茶水で湿らせたようです。
なぜ紅茶水かは不明(笑)ですが、経過をまたお知らせします。
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水戸芸術館のタワー
/カテゴリ: 街あかり旅あかり水戸芸術館の広場にそびえるタワーは
建築家磯崎新が設計しています。
(余談ですがodaは磯崎新と誕生日が同じです。)
タワー建設に当たっては当時運輸省航空局から、
飛行機衝突防止のために目立つように赤白に塗り分けるか
点滅灯をつけるように指導されたという話。
(なんという感覚でしょうか;)
芸術館スタッフや設計者は
「措置をとらなくても十分目立つ」ことを
膨大な資料を作って説得したそうです。
この光のプリズムのような美しいタワーが
紅白だったらと想像してみるのも面白いかも・・・。
でも説得したスタッフの努力に感謝します。
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佐藤卓展「日常のデザイン」
/カテゴリ: 街あかり旅あかり広島から東京へそして東京から水戸までは
高速バスで2時間半の旅でした。
グラフィックデザイナーの佐藤卓は緻密にデザインを
構築していくデザインの職人のような人です。
彼の仕事の展覧会をどうしてもこの目で見たいと足を運びました。
「ロッテ・クールミントガム」や「明治おいしい牛乳」などの代表作が
そのまま立体作品になっていて日常と非日常の錯綜する楽しい空間でした。完成された仕事の解剖現場のようでどれも面白過ぎでした。
普段は手の中にすっぽり入って使うものが等身大になっているのです。
不思議の国のアリス?になった感じでした。いや、ガリバーかな。
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初釜茶会にて
/カテゴリ: 愛すべき あかりびと昨年よりお茶の稽古に励んでいます。
今年の初釜の様子です。
床の間の設には飾りつけのバランスの原点を見るようです。
炭火のぱちぱちという音は炭の香りとともに
心地よいご馳走になります。
静かにゆれる火もまた視覚にやさしい刺激をもたらします。
湯の沸くしゅんしゅんという音は松風(しょうふう)と
言われこちらも静かに味わいます。
お茶の稽古のあとがすがすがしいのは
五感がバランスよく使われるからかも知れません。・・・と
勝手に思っています。
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