あかりごと

2007 ライティングフェア レポート1

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NIPPOさんのブースです。
壁の明かりを感じてもらいやすいように天井は
ひとつも照明を付けず色も黒にしたそうです。
蔵のような雰囲気です。
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造り付けの照明の内部仕上げと光の関係を比べています。
右からベニア、コンクリート風クロス、黒いクロス。
光源はすべて40Wの蛍光灯です。
光も相方によって変わるんですね。
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並べても継ぎ目のない(シームレス)照明器具です。
屋外で使えるものは新発売だそうです。
今後の概観照明の手法も広がりそうです。
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ざ・職人。

和風ランチとおばんざいの店のファサードをデザインしました。
青竹を使った計画で職人さんの腕が明暗を分けるといってもよい
現場でした。
しかし職人さんの繊細な下準備と豊富な経験により
建物に1つも穴を開けることなくあっという間に
竹格子が立ち上がっていきました。
いわゆるツッパリ棒の原理です。
工程・工法・工期ともに満足のいく仕事を見せていただきました。
お客様からもいい笑顔をいただきこちらも満足でした。

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左は下地材がカーブを描く様子。右は施工後の様子。詳しくはHPで。
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光は隠れ蓑

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蛍イカが海中で光るのは外敵から身を守るため。
光るとかえって目立つと思いますが、仕掛けはこうです。
太陽光が届く比較的浅い海に生息する蛍イカは
太陽光に照らされるとシルエットがぽっかり浮かびます。
海の外敵に狙ってくださいと言っているようなもの。
・・・もう、お分かりですね。
その影を消すために自ら光を放ち太陽光とのサンドイッチで
見事に姿を消してしまっているのです。
まさに影を制するもの光を制するです。
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やっと逢えた!

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照明デザインをする私にはバイブルのような書籍です。
今は絶版になっていてどこからも手に入りません。
それなら図書館でと広島県内探し回り1冊やっと見つけました。
それが「建築照明の作法」 面出薫+LPA著です。
見開きから内容盛りだくさんで垂涎もの。
照明の分野のみならず、建築やアートを志している方、
好奇心旺盛のすべての方にお勧めの1冊です。
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