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照明を味わうとき
2年前に照明プランをさせていただいたお店でワークショップを体験しました。
そう、自分で調理した料理を味わう瞬間と似ています。
照度はチェックしていたものの、実際の作業で不便はないか?
確認出来る良い機会です。
結果は…夢中で作業に没頭してあっという間に時間が過ぎていました。
照明が空気のような存在でした。
明るさのストレスなく作業できたということで合格点があげられました。
ワークショップではビカクシダを古材に止付けて壁掛けグリーン仕上げました。
おしゃべりしながらとっても楽しく作業できました。
オーナーの指導も的確なので安心して大胆に手を動かすことが出来ました。
「このシャンデリアとて評判がいいんですよ。」とオーナー。
照明がきっかけでお客様との会話がはずむそうで、
デザイナーとしてはこんなに嬉しいことはありません。
元気に育っています。
今回のワークショップで感じたことは、
照明は料理でいうと隠し味。前に出すぎても引っ込みすぎてもダメ。
味わうという感覚で照明を捉えてみるとまた一味違う照明との関係が築けるのでは?と。
そしてお部屋にグリーンと照明を!
造作材と共に照明を考える
吹き抜け天井に木製格子が使用されることとなり、その中に照明が組み込めないか?と考えました。
格子間20ほど。ここへ組み込むにはスリムなこと・明るいこと・取付が容易なこと。
この3つの要素を満たす器具を探しモックアップによる実験をしました。
2階ホールから
1階リビングから
インテリアを仕上げる要素 ~マッサージサロン~
マッサージサロンのインテリアデザインの仕事です。インテリアに必要で重要な役割を果たす2つの要素を紹介します。
要素① 照明
照明は埋込でしたが照度・輝度ともに高くきつい印象。現物を活かして印象を変える手法としてフェイクグリーンのシェードを纏わせることに。これは照明デザイナー自ら様子を見ながら製作しました。明りを制御することも照明デザイナーの大事な仕事。

グリーンでシェードを製作中 下から横から確認します。

直接見ると眩しかった照明にグリーンのシェードを取付
要素② 布(ドレープ・ケースメントなど)
やさしさ・和み・スペーシングなど多くの役割を果たしてくれる布もの。その布から向こうは少し特別な空間になります。

手吊でケースメントを付けて行きます。ひだの取り方やボリュームはバランスをみながら。デコレーターさんの仕事が光る!

流れるように美しく出来上がりました。レース越しに照明も見え隠れ。
全容はこちらから↓
Project Shop/Interior マッサージサロン
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