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どちらもご近所で採れ、おすそ分けいただいたものです。
この時期は小さくて丸いものがよく採れますよね。写真は金柑とさくらんぼ。
びわや梅もこの時期ですね。
旬のものは香りも味もいいですよね。(梅は漬けてからですが)
四季を感じながら生活ができる環境に感謝です。
撮影時の光源は全体は蛍光灯(白色)で近くにLED(電球色)のスタンドを置きました。
さくらんぼがよりキュートに見えますね。

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友達のお店(美容院)でのこと。
友達が「見て見て~」と指差した先に3mmほどの光る物体があった。
全長20㎝ほどのクワズイモの根元に4cmほどの新芽の先。
その新芽の中1㎝ほどの葉にコロコロ膨らんで、キラキラしている。
思わず「わー、かわいい!」と声を上げて見入ってしまった。
葉脈を伝って葉に集まった水滴。
何十億年と繰り返されてきたシンプルな営み。
それを幾度となく目にしてきてはいるけどこんなに植物の鼓動が聞こえてくるような力強いシーンに出会うことは、めったにないと感じた。
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こちらは少し成長した葉の先にできた滴。
水のあるところに生命の営みができたのか 生命の営みが水を呼ぶのか
小さな小さな水の世界に大きな命のイメージを膨らませた時間。
こんなにも私の感覚を揺さぶった水のかたちは、最高のデザインと感じた。
そんな感覚を揺さぶるようなデザインを多くの人と共有していけたらいいな。

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撮影:坂口美佐

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バラ祭りのイベントでバラ公園の夜の景色をつくりました。
今ではあまり見かけない白熱光イルミネーションを枝に巻きつけました。
白熱光のイルミネーションはLEDの指向性のある強い光とは対照的な柔らかい素朴な光です。
蛍の光のような儚さもあります。
実際も繊細なフィラメントが使ってあるため衝撃を与えるとすぐに切れてしまいます。取扱には注意が必要で、いろんな意味で儚い品物です。
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そして太い樹木はカラーライトで照らしています。
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手伝いをしていただいた方々。施工中 淡いピンクの光に照らされています。
光の効果かジョークなども飛び出し和やかな雰囲気です。
「色っぽい」とはこういった状況から来た語源では?
期間限定で懐かしい光の粒に出会えます。
バラ公園
福山市花園町1-6 Pあり 
5月12日~19日 18時半~22時半

照明計画をした今治北の家が完成に近いある日、現場に視察に行きました。
想像以上に光りの効果があった場所をご紹介したいと思います。(あくまでも主観ですが。)
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建物に設けられたマリオンにLEDバーを下向きに設置。
外周を光で包むことで室内の人影を消すことを出来ました。
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室内とデッキテラスをつなぐ建具の上にBOXを造作しトラフを設置。
室内の光がガラス越しに室外の天井を照らし、デッキの明るさも確保できました。
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上記室内からみたところ。
2へ続く・・・・。

呉市に引っ越して初めてゆっくりと春を迎えました。
近所の坂の上の公園にはたわわに桜が咲いています。
ある雨上がりの早朝、公園を散歩して発見。
満開から満面にちりばめられたピンク色。
雨のおかげで風に吹き飛ばされず道に側溝に残っていました。
ずっと続くピンクラインが壁際に入れた間接照明のように見えました。
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・・・・・・・・・本当に愛らしいです。
枝に見る桜も良いですが、散ってまたその姿を変えて私たちにいろいろな発見をもたらせてくれる桜。
そしてこの繊細な四季の移ろいの中で感じる風景。
ああ、日本人に生まれてよかったぁ。
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愛車のメーターです。
Wed 22 Feb とは去る2月22日のこと。
なんと走行距離が2220Kmを指したのです。
もっと言うとスピードメーターも20から始まり220で終わってる。
こんなに「222」が揃うこともすごい偶然だし、それに偶然気が付くことも稀だと思った。
純粋にうれしいし楽しいそしてラッキー。完全に自己満足です。
こんな日常のささやかな満足を見逃さない自分でいたいなーと思っています。
心に余裕がなかったり、そんなのをラッキーと思わない価値観だときっと見逃してしまう。
私はぜったいに見逃したくない人です。
心の余裕とほんの少しの遊び心と悪戯心はいつも持っていたいです。
そしてメータの時刻は17:17(いーな、いーな)。
お後が宜しいようで・・・。

昨年、施工した福山医療センターのイルミネーションです。
満月に近いきれいな明るい光に照らされてイルミネーションもより輝きを増していました。
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こんな明るい夜は、樹の左下の鈍くまぶしく光る街灯はいらないと感じます。
oda的にはおいしくない光です。
月の満ち欠けと共に街のあかりも調節できたらいいのになーと。
新月では100%の明るさ → 半月では50%の明るさ → 満月では0%とはいかなくても
10%くらいの明るさで点灯する街灯・・・・。
こんな街灯があったら月や季節の営みと共に明かりをもっと楽しむことができると思います。
そして明るくなりすぎた現代の明かり環境で失われてきています。
日本人の明かりに対する繊細な感性を取り戻すべく、月の満ち欠けセンサーをあえて現代の技術で作りたいです。
どなたか考えてみませんか? 一緒に。

2人の姪とツリーをつくりました。
私自身、仕事以外でそれも部屋の中にツリーをつくるのは初めて。
材料を準備している段階からテンションが上がっているのを感じました。
3歳と4歳の子供がツリーの光に対してどんな反応をするかな。
喜んでくれるかな。
一緒につくってくれるかな。
ドキドキそしてわくわく。
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ふだんのおもちゃも立派なオーナメントになります。「なんでもつけちゃえ~」って。
すべて飾り終わっていざ点灯。
2人の姪は「きれい・・・」って小さくつぶやいてくれました。
そして4歳の子は、部屋の電気を消しにいってツリーの光を点灯したのです。
ツリーの光を楽しむためには「部屋の白い光はいらない」って無意識に感じたのでしょう。
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すっごく喜んでくれたようで2人の子が何度も何度も「抱っこして」と入れ替わりやってきました。
「光に関わることやってて良かったなー。」と本当に思えました。
私が帰った次の日もツリーのそばから離れなかったそうです。
2人には相当なお気に入りになったようです。
遊べるおもちゃでもなく、おいしい食べ物でもないのにこんなに子供の心を引き付ける光ってなんなんだろうとあらためて考えました。
子供大人という境目がなく人間の感性に訴えるものなんだと思いました。
太古から人のDNAに受け継がれる光への憧れようなもの。
そして人を楽しませてハッピーにするもの。
姪を喜ばせるためのツリーだったのに、叔母が1番嬉しくて楽しくて喜んだという「おち」までつきました。
メリークリスマス!!

福山医療センターのイルミネーションをデザインいたしました。
今年で5週年を迎えます。くすの木を見上げて「よく続けさせていただいたなー」と感慨深く、身の引き締まる思いでした。 そして例年ですが早く多くの人に見ていただきたいとワクワクと臨みました。
テーマは「輪っかの明かり」です。
丸いものや輪になったものは視覚的な和みや安らぎを与えてくれます。
そんな視覚の効果を利用して丸い「リングの明かり」を作り、くすの木に取り付けました。
くすの木のツリーに下がる大きな光るオーナメントというところです。
震災のあった今年、人は いや私自身が心の安らぎを求めていたのかもしれません。
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施工は檀工房と実弟で行いました。
檀工房では輪っかの製作もしてもらいました。
軽くて丈夫でコストパフォーマンスのいい輪っかを工夫して作ってくれました。
現在、樹に吊るす輪っかを作ると日本できっと1番上手いと思います。
燭台にロウソクが灯っているようにも見えます。三日月のようにも見えます。
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点灯期間 12月1日~2月下旬
時間   18時~22時 
 

日本商環境設計家協会(JCD)の事業の一つに「デザインを出前しょう」という試みがあります。
出前するものは、デザイン。
出前される人は、ぎんがの郷小学校の4年生の生徒。
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出前する私たちは、日々店舗などの設計デザインに関わるプロの設計者です。
今回は生徒と一緒に店舗を企画し、1/50の模型を作りながらデザインを説いていこうというものです。
前もって生徒が考えたテーマはカフェや雑貨や駅の開発・介護用品の店など様々なもの。
各班に分かれて作りました。
私が担当したのは2班。女子ばかりの班でした。
「幸せカフェとHAPPYグッズの店」
女の子らしいかわいく優しいテーマです。
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「私はこんな風に考えてお店をデザインしているんだよ~」という話をしながら賑やかに製作していきました。
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生徒一人一人、プレゼンテーションもしっかりした口調で出来ました。
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その小学校の子は皆、廊下は1列に並んで歩みます。
挨拶は素早く大きな声でします。
何かを訪ねられたらはっきりと自分の言葉で返します。
どんな行為にも力が入ってなくて自然に身に付いていてそれを楽しんでいるようです。
「先生、今日はありがとう」と言いながら2班の皆が私を囲んでくれて手をとって校門まで送ってくれました。
デザインを出前しに行った小学校で、逆に岡持ちいっぱいのお土産をもらったようなとても満ちたりた気分で学校を後にしたのでした。
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でも、お母さんの歳はさすがに聞けなかったのでした・・・。きっとショックが大きいので・・・。