あかりごと

All 白熱灯の空間

肌で感じる光

トータルケアサロン L’arbre&kokokara 改修に伴う照明デザイン。

季節も時間も時代も関係なく大切にされていくものがあります。

「白熱灯のあかり」はその一つに間違いなく挙げられます。

オーナーはどんな場所においても間接照明でもデスクワークのスペースでも

一切LEDを使ってはいけない「All白熱灯」の空間を望まれました。

熱が光に変わるその心地よさを知っておられる方でした。

視覚では分からない肌で感じる光があります。

そして心と体の健やかさを求めて女性が訪れる空間にこそ本物心地よい光が必要なのです。

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LEDを外していざ白熱灯へ

器具の選定は白熱灯が使用できるかどうか?から探していきました。

メーカーの許可はもちろんもらっています。

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場所や器具の特性により白熱灯の種類を揃えます。

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外したLED電球。これから何処へ。

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改修前の前の様子。蛍光灯の白い光が緊張感のある入口を作っていました。

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改修後の様子。白熱灯の光が優しく店内に招き入れてくれるようです。

交換知らずの省エネな白熱灯

白熱灯を上手に取り入れる方法として調光器と併用することをお勧めします。

調光器は光のボリュウームを調節するもの。壁スイッチに置き換えて使います。

調光器で定格の80%に絞れば白熱灯の寿命は約18倍に延びます。

光に赤みが増しさらに暖かい空間を作り、省エネにもなります。

調光器を使って白熱灯を使用するとLEDに負けない交換知らずの電球になります。

癒しの空間にこそ、白熱灯を!

Lighting&Inteior L’arbre&kokokara

光りを纏うぬいぐるみ

クライアントからのリクエストで使ってみたらとてもよかったグッズです。

四方90㎝ほどありますが安定感・存在感は抜群でした。テディベアのかわいらしさもそのままに優雅に光を纏っています。

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今年の年末もまた会えるでしょうか?

Project Illuminatio ガーデンイルミネーション

たたらの灯 2017

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明かりのミッションは町おこし。対象は棚田。

棚田はそれぞれ個性があり、重なりあうことで他にはない「田の美」を表現していると思います。

その表情を明かりの添景で夜も楽しめるようにすることをゴールにしました。

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町の有志の方に取付の説明をしたのち軽トラックにいっぱいの「ペットボタル」を積み込み田から田へ。

どうしても画一的になりがちなイルミネーション。

自然のフレームに従い ほどよく「崩す」ことを繰り返し伝えながら施工しました。

そして皆さん(有志の方)の生活の一部になっている棚田は魅力に溢れている!ことも繰り返し伝えました。

田と対話しそして有志の方とも対話をしながら個性ある田の表情探していきました。

大自然を前にしてデザイナーの出来ることは僅かであり忠実にたった一つのことをやり続けることと

思いました。

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空が紺色に染まるブルーモーメントにセンサーにて点灯。

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日も暮れて夜の棚田に明かりの添景が灯りました。

Project illumination たたらの灯2017

Facebook たたらの灯 収穫祭

あかりセミナーIN三次市

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三次市民ホール「きりり」で三次図書館主催のセミナーをさせていただきました。

テーマ:インテリアが劇的に変わる明かりのレシピ

一般の方に向けた今日から出来る簡単な明かりの活用法をお伝えしました。

前半は、実演をしながらなぜ明かりを私たちは心地よく感じるのか?という生態の話。

その心地よさがもたらす効果の話。

電気工事フリーの明かりのちょい足し、そして簡単スイッチングの話。

日常が少しだけ非日常に変わる明かりの極意!を話しました。

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後半は、ワークショップ。

参加者全員でファイバークラフトを用いてキャンドルホルダーを作りました。

恒例の点灯式 照明を消して各々の作品に明かりを灯します。

ワークショップはこの時間が一番盛り上がります。

約50個の個性的な明かりがゆらゆらゆらゆら。

明りは使うためだけではなくじっくりと「空間に置いて味わうことで

生活を豊かにしてくれる」ものというメッセージが伝われば幸いです。

ご参加の皆さま!ありがとうございました!

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ヨーガン レール 文明の終わり展にて

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これほど色を纏った照明作品を見たことがありませんでした。

2014年に逝去したヨーガンレール最後の仕事としての照明作品の数々が金沢21世紀美術館に展示されていました。

自然と共に暮らしその尊さを伝えてきたデザイナー。テキスタイル・ファッションデザイナーとして知られていますが彼が最後の仕事に選んだのは光のアートだったのです。まるで自然の中に見る色の数々を具現化しているかの様でした。

人の目の視細胞が最も機能する1ルクスほどの会場に点在する作品からは日常では感じられない繊細且つ深く澄んだ色を感じることが出来ました。

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自然への畏敬の念と憧れと祈りを深めた時間でした。

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