あかりごと

包んで作る照明「Wrap」

使う場所から導かれたデザイン

階段照明としてデザインした「Wrap」を紹介します。 ↓

階段という場所は人の動きと共に目線が移動する場所でもあります。高低・左右・斜め上・斜め下など当然そこへ付く照明器具もいろいろな角度から見ることになります。それによって電球の眩しさが見え隠れすることは避けたいと思い、現場である程度かたちを決められる器具とは?を考えました。

ふんわりと中身の電球を包みこむもの。いろいろイメージしてみました↓

参考画像:Pinterest

マグネットで簡単取付

現場で自在に形をカスタムできるにはフレキシブルな取付方法であることも必要。素材は軽量スチールで強力マグネット取付というシナリオは初めから決めていました。

簡単スケッチともに製作工房に相談。初めは一斗缶素材で試作してみました。つづいてブリキを叩いて成型。打ち合わせ時に試作が出てくる、なんなら見ているところで作ってくれる。この環境はすごいことといつもながらに思います!だんだんイメージに近づいてきました。↓

完成!

手仕事による1点ものが数点出来ました!

ソケッともマグネットで取付いています。配線は包みの合わせ部分から後ろへ通して直付け。器具に穴は無くマグネットで壁に留まっているだけなので好きな角度でホールド出来ます。上下を変えたり横向きにしたり90度立ててみたり。

動線と目線を検証してベストな向きで収められる。まさに変幻自在。

カラーはブリキの亜鉛メッキ素地のままでも良し。塗っても良し。

 

今回は階段に使いましたが。室内の壁であればどこでもOK。コンセント仕様にも対応します。

お盆休みのお知らせ

8月8日から8月16日まで、お盆休みとさせていただきます。

お問い合わせはフォームよりお願い致します。

6月26日 無料オンラインセミナーのおしらせ

HICA主催オンライン無料セミナーのお知らせです。

気になっていてもなかなか勉強する機会のないインテリア照明!

自宅にいながら自宅の照明を一緒に考えませんか?

そんなオンラインセミナーへ会員はじめ一般の方も参加していただけます♪

テーマ「照明デザイナーが使う!住まいの明かり。」

間接照明の取り入れ方や収め方、LDK照明の考え方などを実際の空間で器具やスイッチをいじりながらオンラインで話します。

百聞は一見に如かず!

普段イメージしにくい照明効果をライブ感覚でお届けします。

日時:6月26日(金)19:00~20:00
   参加費無料
   
   (その後、ゆるくオンライン交流会←予定)

場所:オンライン zoomというアプリを使います

参加資格:ICさん・ICに興味のある方・一般参加OK(つまりどなたでもどうぞ)

講師:小田  綾子 (照明デザイン事務所 ティカ.ティカ 代表取締役)

参加無料!お申し込みは今すぐこちらから!

ゴールデンウィーク休暇につきまして

25日から6日まで、ゴールデンウィークの休暇とさせていただきます。

御用のある方は、お問い合わせはフォームよりお願いいたします。

建売住宅での照明変更~ダクトレールの場合~

建売住宅を購入される方の照明変更のご相談を受け、問題解決に伺いました。

お悩みのポイントはダイニングのダクトレール。

2500mmの天井高に↓のようなダクトレールがついており、気になっているとのこと。見たところやぼったく感じるし位置も悪かった。

三点留めのダクトレール

天井にペタッとくっついていて欲しいとの願いから、直付けダクトレールに交換することにしました。

直付けダクトレールの事例↓

ダクトレールを変更する際の注意ポイント

ダクトレールを変更する時は、以下のことに注意しましょう。

1、電気工事が必要です

ダクトレールを変更すると、配線を中央から、端っこに変更しなければなりません。そのため電気工事の有資格者による配線変更が必要です。

2、天井の壁紙変更

すでに天井に壁紙がある場合は、穴が開いた箇所の補修が必要となり張り替えとなります。

3、場所決め、長さ決めが肝心です

ダクトレールは一定の長さのものをそのまま使う場合もありますし、必要な長さにカットして使うことが出来ます。

ダイニングテーブルの位置に合わせたり天井にある他の器具とのバランスを見て、天井もきれいに収まるようにレイアウトします。

4、色決め

ダクトレールは通常、白か黒です。

シンプルにするか?アクセントをつけるかは、家のテイストによって決めます。

その後はカタログから希望の照明を

照明カタログ

お客様はご希望にあった照明をカタログから選ばれ、購入されました。

ネットショッピングでも安く買えるので、ご希望があればネットショッピングで選ばれる方もいますが、カタログから選ぶと、サイズ感がよくわかり、満足度も高いようです。

建売住宅で照明を選ぶ時のポイント

建売住宅での照明を決める時は、以下の点に注意しましょう。

1、照明の高さ

建売住宅では、天井高が一定のものが多く、高さのある照明をつけることが難しいです。

例えば、シャンデリアをぶら下げた時。身長の高い家族が頭をぶつけてストレスになることがあります。

ダイニングテーブルやソファセットなどと合わせる場合はトータルバランスで決めることをお勧めします。

2、光の当たる広さ

照明の大きさや数が十分ないと、リビングが暗くなってしまうことがあります。

あらかじめ、照明が当たる範囲を確認することが必要です。

購入時に店員さんに聞くかプロのアドバイスが必要なところです。

3、調光ができるかどうか?

リビング照明だと、リモコンで調光ができるものがたくさんあります。

調光や色変えができるかなどの、ポイントも照明選びには欠かせません。

リビングダイニングの照明に悩んだら

なかなかうまくいかないのが照明選びです。よいと思って付けてみるとイメージと違ったり明るさが足らなかったという話はよく聞きます。

一生のうちで一番長い時間を過ごす家で照明を考えるのはとても大切。

照明について、悩むことがあれば、是非ご相談ください。

費用は少しかかりますが、満足できる照明選びができるはずです。

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