あかりごと

222

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愛車のメーターです。
Wed 22 Feb とは去る2月22日のこと。
なんと走行距離が2220Kmを指したのです。
もっと言うとスピードメーターも20から始まり220で終わってる。
こんなに「222」が揃うこともすごい偶然だし、それに偶然気が付くことも稀だと思った。
純粋にうれしいし楽しいそしてラッキー。完全に自己満足です。
こんな日常のささやかな満足を見逃さない自分でいたいなーと思っています。
心に余裕がなかったり、そんなのをラッキーと思わない価値観だときっと見逃してしまう。
私はぜったいに見逃したくない人です。
心の余裕とほんの少しの遊び心と悪戯心はいつも持っていたいです。
そしてメータの時刻は17:17(いーな、いーな)。
お後が宜しいようで・・・。

ある夜の輪っかの明かり

昨年、施工した福山医療センターのイルミネーションです。
満月に近いきれいな明るい光に照らされてイルミネーションもより輝きを増していました。
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こんな明るい夜は、樹の左下の鈍くまぶしく光る街灯はいらないと感じます。
oda的にはおいしくない光です。
月の満ち欠けと共に街のあかりも調節できたらいいのになーと。
新月では100%の明るさ → 半月では50%の明るさ → 満月では0%とはいかなくても
10%くらいの明るさで点灯する街灯・・・・。
こんな街灯があったら月や季節の営みと共に明かりをもっと楽しむことができると思います。
そして明るくなりすぎた現代の明かり環境で失われてきています。
日本人の明かりに対する繊細な感性を取り戻すべく、月の満ち欠けセンサーをあえて現代の技術で作りたいです。
どなたか考えてみませんか? 一緒に。

子供と光

2人の姪とツリーをつくりました。
私自身、仕事以外でそれも部屋の中にツリーをつくるのは初めて。
材料を準備している段階からテンションが上がっているのを感じました。
3歳と4歳の子供がツリーの光に対してどんな反応をするかな。
喜んでくれるかな。
一緒につくってくれるかな。
ドキドキそしてわくわく。
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ふだんのおもちゃも立派なオーナメントになります。「なんでもつけちゃえ~」って。
すべて飾り終わっていざ点灯。
2人の姪は「きれい・・・」って小さくつぶやいてくれました。
そして4歳の子は、部屋の電気を消しにいってツリーの光を点灯したのです。
ツリーの光を楽しむためには「部屋の白い光はいらない」って無意識に感じたのでしょう。
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すっごく喜んでくれたようで2人の子が何度も何度も「抱っこして」と入れ替わりやってきました。
「光に関わることやってて良かったなー。」と本当に思えました。
私が帰った次の日もツリーのそばから離れなかったそうです。
2人には相当なお気に入りになったようです。
遊べるおもちゃでもなく、おいしい食べ物でもないのにこんなに子供の心を引き付ける光ってなんなんだろうとあらためて考えました。
子供大人という境目がなく人間の感性に訴えるものなんだと思いました。
太古から人のDNAに受け継がれる光への憧れようなもの。
そして人を楽しませてハッピーにするもの。
姪を喜ばせるためのツリーだったのに、叔母が1番嬉しくて楽しくて喜んだという「おち」までつきました。
メリークリスマス!!

今年もイルミネーション!

福山医療センターのイルミネーションをデザインいたしました。
今年で5週年を迎えます。くすの木を見上げて「よく続けさせていただいたなー」と感慨深く、身の引き締まる思いでした。 そして例年ですが早く多くの人に見ていただきたいとワクワクと臨みました。
テーマは「輪っかの明かり」です。
丸いものや輪になったものは視覚的な和みや安らぎを与えてくれます。
そんな視覚の効果を利用して丸い「リングの明かり」を作り、くすの木に取り付けました。
くすの木のツリーに下がる大きな光るオーナメントというところです。
震災のあった今年、人は いや私自身が心の安らぎを求めていたのかもしれません。
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施工は檀工房と実弟で行いました。
檀工房では輪っかの製作もしてもらいました。
軽くて丈夫でコストパフォーマンスのいい輪っかを工夫して作ってくれました。
現在、樹に吊るす輪っかを作ると日本できっと1番上手いと思います。
燭台にロウソクが灯っているようにも見えます。三日月のようにも見えます。
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点灯期間 12月1日~2月下旬
時間   18時~22時 
 

小学校にデザインを出前!!

日本商環境設計家協会(JCD)の事業の一つに「デザインを出前しょう」という試みがあります。
出前するものは、デザイン。
出前される人は、ぎんがの郷小学校の4年生の生徒。
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出前する私たちは、日々店舗などの設計デザインに関わるプロの設計者です。
今回は生徒と一緒に店舗を企画し、1/50の模型を作りながらデザインを説いていこうというものです。
前もって生徒が考えたテーマはカフェや雑貨や駅の開発・介護用品の店など様々なもの。
各班に分かれて作りました。
私が担当したのは2班。女子ばかりの班でした。
「幸せカフェとHAPPYグッズの店」
女の子らしいかわいく優しいテーマです。
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「私はこんな風に考えてお店をデザインしているんだよ~」という話をしながら賑やかに製作していきました。
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生徒一人一人、プレゼンテーションもしっかりした口調で出来ました。
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その小学校の子は皆、廊下は1列に並んで歩みます。
挨拶は素早く大きな声でします。
何かを訪ねられたらはっきりと自分の言葉で返します。
どんな行為にも力が入ってなくて自然に身に付いていてそれを楽しんでいるようです。
「先生、今日はありがとう」と言いながら2班の皆が私を囲んでくれて手をとって校門まで送ってくれました。
デザインを出前しに行った小学校で、逆に岡持ちいっぱいのお土産をもらったようなとても満ちたりた気分で学校を後にしたのでした。
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でも、お母さんの歳はさすがに聞けなかったのでした・・・。きっとショックが大きいので・・・。

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