ツボミのほころぶバラを横目に眺めながら、公園のライティングを行いました。
写真は公園中央のパーゴラに配した光です。
このパーゴラ、実は1日前にライティングすることを決め、当日機材を整え(oda私物)現場でバランスをとりながらデザインしました。
図面なしの一発勝負です。
出来は写真のようになりました。
パンチングメタルの抜け感とつや塗装の素材に助けられて予想以上に光のボリュームが出ました。
行きかう人の「わー、きれい」の声を聴くことができました。

こんなLIVE感たっぷりのライティングは毎回緊張しますが、
取り付けにあたったスタッフは、「まさにTica.Ticaの真骨頂」と自画自賛していました。
そのほかにも園内外を光で味付けしていますので
ぜひ夜のバラをご鑑賞ください。
5月16日まで毎夜10時までライトアップ。
駐車場も10時半まで開放。
おいしい監督さん
東広島の家が無事完成。

現場監督の片山さんです。
監督によって現場の雰囲気って左右されます。
片山さんは頼みごとをすると「はい」と言う前にはもう姿がなくなっていて行動に移している人。
基本「No」がない人。
そして現場ではどんな状況でも冷静に見ていてユーモアを忘れず周囲にいつも気配りしている人。
よい建物ができたことは言うまでもありません。
建物に愛情を注ぎ、関わるすべての人に愛情を注いでがんばる監督さんを「おいしい監督」と名づけたいです。
広島の夜は・・・。
あるセミナーに参加した受講生の同窓会でした。
もちろん先生も参加。
セミナーは2日でしたが時間を越えて「点」では終わらない関係のようです。
こちらの店は3件目で同窓生たちが入っていくところです。
うしろ姿からわくわくとした様子が伝わってきます。
本当に楽しかったです。
人の出会いが「線」になる瞬間に立ち会っているようでした。
そして広島の夜の光はそれぞれがあまり主張しすぎず、雑多ではありますが調和し繁華街の気分を盛り上げてくれました。
「東広島の家」オープンハウスします。
TSUKURIYAプロジェクトVol.1「東広島の家」が完成間近です。
オープンハウスを行いますのでこの機会に是非迫力のある建築を見てみてください。
設計:河口佳介+K2 Design
ライティング:Tica.Tica
施工:株式会社荒谷工務店
日時 6月6日(土)・6月6日(日) 2日間 10:00~16:00
場所 広島県東広島市八本松東2丁目246-43(もみじヶ丘団地内)
問い合わせ TSUKURIYA 0120-17-2908
バラ公園ライティング
ツボミのほころぶバラを横目に眺めながら、公園のライティングを行いました。

写真は公園中央のパーゴラに配した光です。
このパーゴラ、実は1日前にライティングすることを決め、当日機材を整え(oda私物)現場でバランスをとりながらデザインしました。
図面なしの一発勝負です。
出来は写真のようになりました。
パンチングメタルの抜け感とつや塗装の素材に助けられて予想以上に光のボリュームが出ました。
行きかう人の「わー、きれい」の声を聴くことができました。
こんなLIVE感たっぷりのライティングは毎回緊張しますが、
取り付けにあたったスタッフは、「まさにTica.Ticaの真骨頂」と自画自賛していました。
そのほかにも園内外を光で味付けしていますので
ぜひ夜のバラをご鑑賞ください。
5月16日まで毎夜10時までライトアップ。
駐車場も10時半まで開放。
内海町を10キロ歩いてみました。
ウォーキングのイベントでした。小さな子供も参加。
10km 30Km 50kmコースあり。
歩きながら町並みを撮影しました。
漁業の島ならではの風景です。筏で営業する魚屋さん。
看板に「島の魚はおいしいよ。」とありました。
内海大橋を歩道から撮影。
もうすぐ折り返し地点で疲れも折り返しぎみですが橋の上は絶景。気持ちよかったです。
電動ペッパーミル
昨今キッチングッズはいろいろあれど、唯一「これ欲しい!」と衝動買いしてしまった品です。

題して「光るペッパーミル」。
以前より電動のものはありましたがこれは挽き口にLEDがついていて挽くと同時に光るのです。
挽くと光る 挽くと光る 挽くと光る・・・
私はそれだけでわくわくするくらい楽しいのです。
売り文句には「コショウが出る量が見やすいLEDライト付!」となっています。
しかし暗いところで料理することはないし、手元が十分に照るほどの明るくもないのです。この品は。
じゃあ、わざわざLEDつけることなんじゃない?と思いますよね。
・・・だからこれは実用の光ではなく100%遊びの光なのです。
LEDの省電力・省スペースだからできる遊び。
LEDありがとう!という感じです。
私は料理をする楽しみが1つ増えました。
意味を持たないことの方がじつは意味が深いのかもしれないと感じる1品です。
東芝の決断で明かりを考える
東芝が白熱灯の製造を終了したその日曜日。

関口宏のサンデーモーニングで当日の東芝の様子がレポートされました。
LEDとは何かというミニ講座がありコメンテーターの人たちが白熱灯・LEDについて数分語り合っていました。
涙とともに白熱灯を見送る東芝社員の人とは対照的に
私はこんな風に日曜の朝に多くの国民で一緒に明かりを考える機会があったことを嬉しく思いました。
東芝は日本で初めて白熱灯を製造販売した会社。
その会社が日本で最初に白熱灯の製造を中止したことはやはりパイオニアとしての義務感からではないでしょうか?
日本人は衣食住に関心はあっても明かりと香りには無関が薄いと言われています。
いつも身近にあり、どこでも手に入った白熱灯がなくなってしまう・・・いくら無関心でも考えざるを得くなります。
そして明かりに対する自分なりの物差しを持たなくてはならなくなります。
東芝が本当にやりたかったことは「LED元年」といわれる昨今の動きの中で人々の明かりに対する思考を始動させることだったのでは?
そして私たち照明デザイナーはこの照明の激動期に何を考えどう行動していくのか・・・社会から問われているようです。
そんなことを思った日曜の朝でした。
LED元年
東京ビックサイトで開催されたLEDの展示会に行ってきました。

国内はじめ海外のメーカーが開発した最新のLED技術の粋が結集しました。
色のバリエーションはもちろんコントロールの多様さそしてなんといっても明るさの進歩には目を見張るものがありました。
1Wあたり100ルーメンの明るさを持つLEDは
近い将来は150ルーメンになると言われています。
ちなみに蛍光灯の1Wの明るさは60ルーメンですからとても効率がいいことが分かります。
そして軽く小さく薄く熱も出ないのでどんな場所にも使えす。
光る畳というものまで出ていました。
デザインとして良いかどうかは別にしてLEDの発展でいろいろな可能性が広がっています。
環境を考えるときには救世主となるものでしょう。
LED元年と言われる今年、正しく使ってたのしく暮らすため私たち照明デザイナーの役割は大きいと感じた展示会でした。
ねぎ>麺 なラーメン
来来亭のねぎラーメン。880円。
1日30食限定と写真にひかれて注文しました。
運ばれてきてびっくり。
麺がねぎに隠れて見えない・・・。まさにねぎが盛られていました。
食べ方はねぎの下の方からつゆでしんなりしたねぎとラーメンを絡めていただく。
糸のように細く長く切られているねぎの食感は新鮮でぴりっとして
背油のスープにアクセントが出てとてもおいしかったです。
お客様に見た目でも味でもサプライズを与えたいとのお店の人の心意気が感じられた一品でした。
ごちそうさま~。
春を運ぶ神事
久井町の伝統行事「はだか祭り」がありました。


此処に住んでて7年、毎年楽しみにしているお祭りです。
ふんどし姿の男の人たちの熱い戦いを見て元気をもらったり、
ご近所の人たちとの交流の場であったりします。
そしてこの祭りを境にウソのように暖かくなります。
まさに「春」を運んでくる祭りです。
参加者も「寒い 寒い」と言いながら「1年元気で過ごせる」とか「厄が祓える」とか参加できることが楽しみでもあり喜びでもあるようです。
写真は参加者がもらえる御福木です。
20本以上のベテランさんです。
この幅の広さが男の勲章というところでしょうか。
そしてふんどし姿の足元をキメる!足袋が並ぶ様子です。
普通の足袋の裏底に厚い布があててあり補強されています。
なかなかリポートされていない「はだか祭り」の様子です。
サイズが書いてあるのはチームを作って参加するからです。
チームはリーダーの家に集まり体をあたため少しお酒をいただき身支度を整えて一緒に出かけます。
私は一サポーターですが、
こういう様子が覗けることは町内の祭りだからこその醍醐味です。
春を告げるささやかなお裾分けになればいいのですが・・・。
5mmに込められた思い
プレオープン中の料理屋「木下」のまな板です。

TSUKURIYAプロジェクトの会合があり特別に見せていただきました。
リノベーションにあたって設計をされたのは
広島・東京を拠点に活動されている建築家の中園哲也さんです。
通常まな板はカウンター向こうの囲まれた場所で客からは見えないものです。
「過程は見せずに最高の状態に仕上げてから客に出す」という料理人の価値観があることは確かです。
でもこのまな板は違うのです。
客と同じカウンターに組み込まれていてなおかつ5mm上がっているのです。
まさに舞台です。
この5mmが「お客様の前でうそのない本物の料理を」とい無言のメッセージとなるのです。
中園さんは料理人である施主にこの5mmを決断させることにこのプロジェクトの肝があると思ったそうです。
その中園さんの思いと料理人の心意気が1つになりこのデザインは実現したのです。
私はその話を聞いた時、このたった「5mm」はこの先数え切れないくらいの美味しい料理を生みお客さんを感動させ続けることだろうと想像しました。
中園さんの仕事の一端であり真髄を見せていただきました。
光でリニューアル
宮島の食事処「水羽」さんの照明改修工事をいたしました。






リクエストは照明器具を交換し、光のみでイメージを変えること。
以前の水羽さん↓
古民家を改装してお店にされているとても雰囲気のある空間です。
問題は、
テーブルの上が暗いこと
空間全体の明るさ感がない
外に対しての光のアピールがない などでした。
古くなり破れかけていたイサムノグチをはずし使ったものは↓
さて問題解決に向けて工事は始まったのでした。
高さを秤で計り、梁の上に配線していきます。(下からはまったく見えない)
完成↓
使った光源はナス型の白熱灯ですが場所によって光の出方が違うようになっています。それは電球の塗装面の違いでコントロールしています。
いかがでしょうか?
後日、HPでも紹介いたします。
檀上鎮通さんの写真もお楽しみに!