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モノづくりをされているある人の工房を見せていただきました。
こんなにきれいに並んで手入れの行き届いた鉋を使う人ってどんな人?と思いませんか。
そしてどんなモノをつくっているのだろう?と思いませんか。
道具の扱い方に愛を感じます。
他の道具や機械もきちんと使い易そうに並んでいます。
ごみ1つ落ちていません。
工房から美がはじまっています。
その人は高橋さんといいます。
家具をつくる人です。
その家具は「さしもの家具」といいます。
私は高橋さんがつくった家具を見たとき工房が想像できました。想像通り それ以上の工房でした。
もし高橋さんにご興味を感じた方、訪ねてみたいと感じた方は工房から見せていただくことをおすすめします。
さしものかぐ たかはし

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イサムノグチのセンターテーブルです。
昨日アトリエに届き、使っているうちにいろいろと発見があります。
ガラスの天板がまるで水場があるように障子を映します。
こんなにきれいに映るのは余分な部屋の光が映りこんでいないからでしょう。
自然光でも西日の強さでは眩しすぎます。
昼間の一刻しか見れない景色です。
「美しいなー」としばらく眺めていました。
アトリエの障子のディティールも逆さまに映りこむことで違った味わいがあります。
景色が家の中にあるっていいですよね。
イサムノグチは、そこまで計算していたのでしょうか?
プロダクトがインテリアにできることのその向こうを見ていたように感じてなりません。
本当はどうなのでしょうか。
それは暮らしていくうちに分かってくるのでしょうか?

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年末に作ったおせち料理の様子。
これは総勢12人で役割分担して作りました。
伊達巻・ごぼう巻き・ごまめ・煮しめ・栗きんとん・ナマス・たたきごぼう・えびのガーリックオイル和え・ぶりの照り焼き・鮭の昆布巻き・・・など。
関わった人の人数で仲良く分けてお重に詰めて完成です。
1人ではせいぜいえびと栗きんとんと煮しめくらいしか出来ない時間でこんな本格的なおせち料理が出来上がりました。
仲間がいていいことは知恵・経験・アイデアが人数分になること、そして何といっても慣れない地道な作業も励ましあって乗り越えていけることです。
気が付くと人の人数以上の成果が出ていることがあります。
まさに人+人ではなく人×人!そのパワーはすごいと改めて感じました。
そしてそのパワーを目の当たりにした時 本来 人って助け合って励ましあっていく生き物なんだと気が付きます。
むしろその方が自然だとも。
助けたり助けられたりを躊躇することはないんですね。
さらなる良いもの作りを目指し、私は今年も積極的に仲間に助けてもらおうと思っています。
助けられると人を助ける場面が当然やってきます。
その時は、私にできる限りの助けをさせていただきたいとと思います。
2011年も皆様が素敵に輝きますようにお祈りいたします。
引き続き Tica.TicaとOdaをどうぞよろしくお願いいたします。

ここ2週間ほどクリスマスやイベントの飾り付けの仕事をしました。Tica.Ticaの仕事です。
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東広島の家のイベント「gift」で2mのツリーを。
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あるパーティー会場で3mのツリーを。
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AREA ギャラリーのイベント「見えないカタチ展」では建物全体を。
クリスマスツリーやイルミネーションにおいて、
Tica.Ticaの手法は光そのものをデコレーションしていくことです。
凝ったオーナメントや華やかな色合いには固執していません。
だから一般に言われるクリスマスツリーやイルミネーションのイメージとは少し違うかもしれません。
光そのもののカタチや色を種類の違う電球同士合わせたり重ねたりして、いわば光を化学反応させたような仕上がりを目指しています。
一瞬で目を引くものではなくじわじわと見る人の感性深くに届く「光のデコレーション」になれば嬉しいです。

福山医療センターの「くすのきのイルミネーション」を施工いたしました。
今年で4年目になりますが今回は手法を変えました。
「外を飾る」から「中から外を照らす」へ
取り付け担当の檀工房 檀上さん・oda弟 以前にも増して本当に大変でしたね。
ありがとう。
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完成はまだお見せできませんが点灯式は12月1日です。
来年の3月まで17時~22時まで毎夜点灯いたします。
毎年楽しみにしてくださる人がたくさんいると聞きました。
ぜひ足を運んでいただければ嬉しいです。
点灯後の完成写真や詳細はHPへ後日UPいたします。

女5人で安芸の宮島を訪ねました。
普段忙しい皆も今日はoffにスイッチを入れてぶーらぶらしました。
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紅葉見ごろでした。大聖院からの眺め。向こうには海が見えます。
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食欲も旺盛です。昼食をいただいたのは1年前に照明計画をさせていただいた「水羽」さん。
店は活気に溢れていました。
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帰りのフェリーの中で友達が持ってきていたコーヒーとバナナケーキで乾杯。

私は専門学校の非常勤講師をしています。
この日は生徒とランチしました。
クラスの過半数が希望の就職が決まり、早々に職場に行ってしまう子もいて全員でのランチはこの日が最初で最後かもと思い連れ出しました。
私も加わって写真撮影、パチッ。
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就職難と言われて久しい昨今、今年も厳しい現実がありました。
何社も何社も落ち続けて自分を見失いそうになるときもあったと思います。
でもこの子たちが思う結果を手にしているのはいつも笑顔を忘れなかったこと。
心では涙していたときもあると思います。
でもいつも笑顔を見せてくれたし口から出る言葉は決して諦めない力強く前を向いた言葉でした。
その姿にいつも健気さを感じて痛々しい気持ちもしていました。
そんな健気な姿勢はしっかりと見ている人がいたんですね。
望む結果が手に出来たことはその証です。
望む結果を手にしたけどこれからの方がいろいろなことがあります。
そして学生時代ももうすぐ終わります。
この日は嬉しいけどどことなく寂しいような笑顔です。
でもいつもどんな時でもその笑顔を忘れないでいて欲しいです。
そして周囲まで明るくする光のような存在になって欲しいです。

同じものを指して呼ぶとき、その人その人の立場や思いで呼び名が違う・・・ことってありますよね。
例えば夫が妻を呼ぶとき「妻」「奥さん」「家内」「嫁さん」など。
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この垂れ幕は、
お世話になっている工務店さんの現場に設置してありました。
住まいについての「呼び方」について書いてあります。
設計事務所は「作品」
ハウスメーカーは「商品」
不動産屋は「物件」と住まいを呼んでいます。と
各業種の人が必ずこう呼んでいるというわけではないと思いますが納得できます。
何気なく聞いていた「呼び方」でも、取り扱うものの呼び方で業種や業務形態を察することができたりしますよね。
そしてこの垂れ幕を書いた工務店さんは住まいを「家」と呼び、純粋に住まい手が喜ぶ「家」をつくりたいと言われます。
その「呼び方」からは家を愛おしみ、いい家をつくりたいという心意気が伝わってきます。
ひのきの家づくり専門店 
樹創家

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豊島です。
小学校も講堂を建具でデコレートしたアート作品。
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高松港の船着場です。
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女木島の路地です。
どれも光を反射拡散させながら向こうまで続く小道です。
思わず駆け出したくなる場所です。
光のさざ波が見えるようです。

アンティーク着物が好きです。
時々お世話になる着物ショップ「らしく」にふらりと立ち寄りました。
そこで見た100年前の着物です。
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江戸縮緬(えどちりめん)です。
ハギレでは出回っていますが、こんな良い状態で保管されていたものは珍しいそうです。
中期(写真右)は着物全体に模様があり、後期(写真左)では部分的に描かれているのが特徴です。
着物は時代背景や人々の思想がデザインに反映されていてとても面白いです。
100年前の人は何を考えてどこからデザインを導き出したのか思いが巡ります。

見いつけたっ・・・。
Moonlight社の屋外用のスタンドライトです。
日本製ではなかなか実現出来ないかわいらしさと大胆さで気になる照明器具の1つでした。
現場ではまだ使う機会がなく現物を見た事がなかったのですが「海の見える杜美術館」で出会いました。
回遊できる広い庭園のベンチの脇にそっと置いてありました。
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石目調で周囲の環境になじんでいるのにしっかりと存在感のある光を放っていました。
大きいサイズで直径750のものまであります。
いつか使ってみたい1品です。

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いたずら好きの愛猫「桃」です。今日は欄間をくぐってみました。
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わが母校の校章です。わざわざお菓子に刻印しています。イベントの時のみの販売ですぐに売り切れるレアな品とのこと。
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豆腐屋さんの大豆研究所の文字にはまりました。