前回のブログで紹介した「off me now」のつくり手 鈴木さんに次の日に会う機会がありました。

早速、したことを聞いてみました。
自分にとって照明とは何かを考えた。
そして今使っているランプについていい点と悪い点について考えた。
悪い点を解消できるランプのあり方を探った。
制限のある形に対して光をきれいに出す骨の入れ方や和紙の厚みや色を実験しながら探った。
文字を引き立てるために余分な装飾はしないことをした。
ということでした。
鈴木さんは光・音・香りという形はないけれど五感で感じるものに普段から興味を持っていて部屋の中には欠かせないものだそうです。
Odaの予測は大体あたっていたようです。
デザインってなあに?の私なりの答えにつながる出来事でした。
蝶、そしてまた蝶 時々薔薇
今年も福山バラ祭りの時節です。


Tica.Ticaはイベント会場の1つバラ公園のライティングデザインをさせてもらいました。
写真ではなかなか伝わらないかと思いますが、160匹の蝶々が光と共に木々を舞う姿は荘厳です。
前回ご紹介したモビール型照明器具「Mo/bird」に続いてこちらも風に舞うシリーズです。
みっちゃんのモビールのDNAはこちらにも引き継がれています。
蝶々の製作はイベント企画者であり担当部会でもあるローズ部会((社)広島県建築士会 福山支部 青年部)の有志の皆さんです。
地道な手作業を幾日もしてくださり160匹の蝶々が出来上がりました。
そして蝶々が求める薔薇は・・・、4月の低温日と5月の長雨で5分~8分咲きというところでしょうか。
満開を期待されている方は少しがっかりされるかもしれませんが、
例年ではなかなか見られないかわいい薔薇の「つぼみ」を多く見ることもできるチャンスです。
是非お運びください。
ライトアップ期間
5月7日(土)~5月14日(土)18:30~22:00 駐車場 22:30まで
世界初!の照明器具誕生
久々の更新になりました。

ここ1ヶ月ほど照明器具の開発をしていました。
ここではあえて一部をお見せします。
テーマは有機ELを使って照明器具を作ること。
コンセプトは「モビールのような照明器具をつくることで有機ELの軽さ・薄さを表現する」です。
モビールとは、動く彫刻(キネティック・アート)の一種で軽い素材を、糸や棒で吊るし、特定の位置でバランスを取って安定するようにしたものである。人の手や風でゆらゆらと揺れその変化を楽しむ室内装飾品。
有機ELとはOLED(オーガニックLED)と言われ薄い・軽い・省エネ・水銀レスなどの特徴があり環境に配慮した次世代型の光源と期待されています。
このモビール型の照明器具は「Mo/bird」とネーミングしました。
モビールと鳥のバードをあわせた造語です。
苦心したところは実用性とデザイン性と遊び心のバランスをとること。
(重さのバランスをとることも相当難しかったのですが・・・)
モビールをモチーフにした照明器具は世界初ではないかと密かに思っています。
いかがでしょう。
この照明器具で使用した有機ELはLumiotecで製造販売されています。
そして・・・なぜモビールと照明が結びついたか。
それはモビールがたくさん飾ってある空間でのこと。
私はよくそこでランチを食べながらぼんやりとモビールを眺めていました。
そこでゆったりと風にまかせて漂うモビールを心地よく感じ、意識の奥に留めていたのだと思います。「Mo/bird」のヒントになりました。
そのフォルムが意識の奥深く入ってきていたのは、つくり手が思いを込めて1つ1つ作っているから。そして空間と調和しているから。
作っているのは、みっちゃん。飾ってある空間はLa casa de todos
目に見える形・見えない形で関わってくださったすべての人の「気持ちのDNA」でこの照明器具は出来上がっていると思います。
そしてまたどんどん細胞分裂していくことでしょう。
皆さん、本当にありがとう。
どうぞこの次もお楽しみに。
鈴木さんに聞いてみた。
前回のブログで紹介した「off me now」のつくり手 鈴木さんに次の日に会う機会がありました。

早速、したことを聞いてみました。
自分にとって照明とは何かを考えた。
そして今使っているランプについていい点と悪い点について考えた。
悪い点を解消できるランプのあり方を探った。
制限のある形に対して光をきれいに出す骨の入れ方や和紙の厚みや色を実験しながら探った。
文字を引き立てるために余分な装飾はしないことをした。
ということでした。
鈴木さんは光・音・香りという形はないけれど五感で感じるものに普段から興味を持っていて部屋の中には欠かせないものだそうです。
Odaの予測は大体あたっていたようです。
デザインってなあに?の私なりの答えにつながる出来事でした。
off me now!(今すぐ私を消して)
広島デザインウィーク2011が始まりました。



初日「あかりを楽しもう」というワークショップをしました。
Odaはサポーター兼リポーターで参加しました。
内容はミニランプを作る。。。
ですが時間が限られるため材料も工程もほとんど設定されてます。
料理で言うと、部材は切って用意されている状態。
そして炒めるという方法も決まっています。
それをどのように味をつけるか。これが面白ところです。
20人くらいの参加者の中、Odaが注目した1人の作り方を紹介します。
材料はダンボールを切った棒と和紙。
作り方はコーン(工事のときに注意場所に置くもの)に沿わせて棒で骨組みを作り上から和紙を貼るというもの。
和紙の色も何色かありデコレーションにスパンコールなども用意されていました。
このように上へ上へどんどん重ねて出来上がっていきます。
目の前に材料があれば当たり前です。
多くの人は足して行くことでボリュームを出すことを選択します。
鈴木さんは違っていました。
皆忙しそうに手を動かしている中、こんな余裕に表情です。
鈴木さんは丁寧に下地を作り丁寧に和紙を1枚貼ったあと、赤とブルーの和紙で文字を切り抜きシェードに貼りました。以上完成。
余った時間は忙しそうにしている周囲の人を手伝っていました。
写真1番手前が鈴木さんのランプです。
鈴木さんが貼った文字は「off me now!」
ランプを寝る前に忘れないで消して!というメッセージをランプ自身が発信するというもの。
ものづくりのコンセプトが明確でそれを表現するために究極に引き算している・・・というのがOdaの感想です。
そして何もしていないように感じるのに、実はいっぱいしていることがあるようにも感じる。
コンセプトを立てた。
ランプとは何か。を考えた。
コンセプトを表現できるデザインをした。
丁寧に基礎を作った。
余分なことをしないことをした。
コンセプトを分かりやすく表現する工夫をした。
楽しんで作った。
などなど・・・
あくまでもこれはOdaの主観です。
さて鈴木さんは実際どうだったのでしょうか。
工房の美学
モノづくりをされているある人の工房を見せていただきました。
こんなにきれいに並んで手入れの行き届いた鉋を使う人ってどんな人?と思いませんか。
そしてどんなモノをつくっているのだろう?と思いませんか。
道具の扱い方に愛を感じます。
他の道具や機械もきちんと使い易そうに並んでいます。
ごみ1つ落ちていません。
工房から美がはじまっています。
その人は高橋さんといいます。
家具をつくる人です。
その家具は「さしもの家具」といいます。
私は高橋さんがつくった家具を見たとき工房が想像できました。想像通り それ以上の工房でした。
もし高橋さんにご興味を感じた方、訪ねてみたいと感じた方は工房から見せていただくことをおすすめします。
さしものかぐ たかはし
家の中にできた池
イサムノグチのセンターテーブルです。
昨日アトリエに届き、使っているうちにいろいろと発見があります。
ガラスの天板がまるで水場があるように障子を映します。
こんなにきれいに映るのは余分な部屋の光が映りこんでいないからでしょう。
自然光でも西日の強さでは眩しすぎます。
昼間の一刻しか見れない景色です。
「美しいなー」としばらく眺めていました。
アトリエの障子のディティールも逆さまに映りこむことで違った味わいがあります。
景色が家の中にあるっていいですよね。
イサムノグチは、そこまで計算していたのでしょうか?
プロダクトがインテリアにできることのその向こうを見ていたように感じてなりません。
本当はどうなのでしょうか。
それは暮らしていくうちに分かってくるのでしょうか?
1人でできることは限られる
年末に作ったおせち料理の様子。
これは総勢12人で役割分担して作りました。
伊達巻・ごぼう巻き・ごまめ・煮しめ・栗きんとん・ナマス・たたきごぼう・えびのガーリックオイル和え・ぶりの照り焼き・鮭の昆布巻き・・・など。
関わった人の人数で仲良く分けてお重に詰めて完成です。
1人ではせいぜいえびと栗きんとんと煮しめくらいしか出来ない時間でこんな本格的なおせち料理が出来上がりました。
仲間がいていいことは知恵・経験・アイデアが人数分になること、そして何といっても慣れない地道な作業も励ましあって乗り越えていけることです。
気が付くと人の人数以上の成果が出ていることがあります。
まさに人+人ではなく人×人!そのパワーはすごいと改めて感じました。
そしてそのパワーを目の当たりにした時 本来 人って助け合って励ましあっていく生き物なんだと気が付きます。
むしろその方が自然だとも。
助けたり助けられたりを躊躇することはないんですね。
さらなる良いもの作りを目指し、私は今年も積極的に仲間に助けてもらおうと思っています。
助けられると人を助ける場面が当然やってきます。
その時は、私にできる限りの助けをさせていただきたいとと思います。
2011年も皆様が素敵に輝きますようにお祈りいたします。
引き続き Tica.TicaとOdaをどうぞよろしくお願いいたします。
光の化学反応
ここ2週間ほどクリスマスやイベントの飾り付けの仕事をしました。Tica.Ticaの仕事です。






東広島の家のイベント「gift」で2mのツリーを。
あるパーティー会場で3mのツリーを。
AREA ギャラリーのイベント「見えないカタチ展」では建物全体を。
クリスマスツリーやイルミネーションにおいて、
Tica.Ticaの手法は光そのものをデコレーションしていくことです。
凝ったオーナメントや華やかな色合いには固執していません。
だから一般に言われるクリスマスツリーやイルミネーションのイメージとは少し違うかもしれません。
光そのもののカタチや色を種類の違う電球同士合わせたり重ねたりして、いわば光を化学反応させたような仕上がりを目指しています。
一瞬で目を引くものではなくじわじわと見る人の感性深くに届く「光のデコレーション」になれば嬉しいです。
今年もイルミネーション
福山医療センターの「くすのきのイルミネーション」を施工いたしました。

今年で4年目になりますが今回は手法を変えました。
「外を飾る」から「中から外を照らす」へ
取り付け担当の檀工房 檀上さん・oda弟 以前にも増して本当に大変でしたね。
ありがとう。
完成はまだお見せできませんが点灯式は12月1日です。
来年の3月まで17時~22時まで毎夜点灯いたします。
毎年楽しみにしてくださる人がたくさんいると聞きました。
ぜひ足を運んでいただければ嬉しいです。
点灯後の完成写真や詳細はHPへ後日UPいたします。
宮島女子
女5人で安芸の宮島を訪ねました。




普段忙しい皆も今日はoffにスイッチを入れてぶーらぶらしました。
紅葉見ごろでした。大聖院からの眺め。向こうには海が見えます。
食欲も旺盛です。昼食をいただいたのは1年前に照明計画をさせていただいた「水羽」さん。
店は活気に溢れていました。
帰りのフェリーの中で友達が持ってきていたコーヒーとバナナケーキで乾杯。
「笑顔」について
私は専門学校の非常勤講師をしています。

この日は生徒とランチしました。
クラスの過半数が希望の就職が決まり、早々に職場に行ってしまう子もいて全員でのランチはこの日が最初で最後かもと思い連れ出しました。
私も加わって写真撮影、パチッ。
就職難と言われて久しい昨今、今年も厳しい現実がありました。
何社も何社も落ち続けて自分を見失いそうになるときもあったと思います。
でもこの子たちが思う結果を手にしているのはいつも笑顔を忘れなかったこと。
心では涙していたときもあると思います。
でもいつも笑顔を見せてくれたし口から出る言葉は決して諦めない力強く前を向いた言葉でした。
その姿にいつも健気さを感じて痛々しい気持ちもしていました。
そんな健気な姿勢はしっかりと見ている人がいたんですね。
望む結果が手に出来たことはその証です。
望む結果を手にしたけどこれからの方がいろいろなことがあります。
そして学生時代ももうすぐ終わります。
この日は嬉しいけどどことなく寂しいような笑顔です。
でもいつもどんな時でもその笑顔を忘れないでいて欲しいです。
そして周囲まで明るくする光のような存在になって欲しいです。
「呼び方」
同じものを指して呼ぶとき、その人その人の立場や思いで呼び名が違う・・・ことってありますよね。

例えば夫が妻を呼ぶとき「妻」「奥さん」「家内」「嫁さん」など。
この垂れ幕は、
お世話になっている工務店さんの現場に設置してありました。
住まいについての「呼び方」について書いてあります。
設計事務所は「作品」
ハウスメーカーは「商品」
不動産屋は「物件」と住まいを呼んでいます。と
各業種の人が必ずこう呼んでいるというわけではないと思いますが納得できます。
何気なく聞いていた「呼び方」でも、取り扱うものの呼び方で業種や業務形態を察することができたりしますよね。
そしてこの垂れ幕を書いた工務店さんは住まいを「家」と呼び、純粋に住まい手が喜ぶ「家」をつくりたいと言われます。
その「呼び方」からは家を愛おしみ、いい家をつくりたいという心意気が伝わってきます。
ひのきの家づくり専門店
樹創家