All 白熱灯の空間
肌で感じる光
トータルケアサロン L’arbre&kokokara 改修に伴う照明デザイン。
季節も時間も時代も関係なく大切にされていくものがあります。
「白熱灯のあかり」はその一つに間違いなく挙げられます。
オーナーはどんな場所においても間接照明でもデスクワークのスペースでも
一切LEDを使ってはいけない「All白熱灯」の空間を望まれました。
熱が光に変わるその心地よさを知っておられる方でした。
視覚では分からない肌で感じる光があります。
そして心と体の健やかさを求めて女性が訪れる空間にこそ本物心地よい光が必要なのです。
LEDを外していざ白熱灯へ
器具の選定は白熱灯が使用できるかどうか?から探していきました。
メーカーの許可はもちろんもらっています。
場所や器具の特性により白熱灯の種類を揃えます。
外したLED電球。これから何処へ。
改修前の前の様子。蛍光灯の白い光が緊張感のある入口を作っていました。
改修後の様子。白熱灯の光が優しく店内に招き入れてくれるようです。
交換知らずの省エネな白熱灯
白熱灯を上手に取り入れる方法として調光器と併用することをお勧めします。
調光器は光のボリュウームを調節するもの。壁スイッチに置き換えて使います。
調光器で定格の80%に絞れば白熱灯の寿命は約18倍に延びます。
光に赤みが増しさらに暖かい空間を作り、省エネにもなります。
調光器を使って白熱灯を使用するとLEDに負けない交換知らずの電球になります。
癒しの空間にこそ、白熱灯を!