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コマーシャルワークとしてのライティング

今回のライティングでは、視認性と演出効果を両立し、福山市の文化と音楽祭の意義をより広く伝えることを目指しました。今後も、コマーシャルワークとしてのライティングの可能性を探りながら進めました。

完成の様子はこちら「ふくやま文化芸術ホール_ライトアップ2023_2024

安全性への配慮

イベント期間中は多くの人々が訪れるため、足元の安全性にも十分な配慮を行いました。照明の配置を植木鉢に添わせるようにし、段差や障害物の認識を容易にすることで事故防止に努めました。やむなく通路をまたぐ場合は少しの溝に這わせて超強力テープで養生。1週間ほどの仮設では全く剝がれる様子はありませんでした。また、ライティングの演出と安全性のバランスを考慮し、過度なまぶしさを避けつつも視認しやすい明るさを維持できる照射距離を調整しました。

  

現場でのシミュレーション

ライティングデザインを実際の現場で効果的に機能させるため、事前のシミュレーションを徹底しました。照明の角度や光の強さを調整しました。特に、イベントの開催時間帯に合わせた光の変化をシミュレーションすることで、来場者や沿道の人々への視覚効果を狙えるように検討しました。

最終的には、緑1色より緑と赤のコンビネーションになりました。

今期も開催されますが前年度からの反省点や課題はあり、マイナーチェンジをしながら深めていくプロジェクトとなります。

完成の様子はこちら「ふくやま文化芸術ホール_ライトアップ2023_2024