off me now!(今すぐ私を消して)
広島デザインウィーク2011が始まりました。
初日「あかりを楽しもう」というワークショップをしました。
Odaはサポーター兼リポーターで参加しました。
内容はミニランプを作る。。。
ですが時間が限られるため材料も工程もほとんど設定されてます。
料理で言うと、部材は切って用意されている状態。
そして炒めるという方法も決まっています。
それをどのように味をつけるか。これが面白ところです。
20人くらいの参加者の中、Odaが注目した1人の作り方を紹介します。
材料はダンボールを切った棒と和紙。
作り方はコーン(工事のときに注意場所に置くもの)に沿わせて棒で骨組みを作り上から和紙を貼るというもの。
和紙の色も何色かありデコレーションにスパンコールなども用意されていました。
このように上へ上へどんどん重ねて出来上がっていきます。
目の前に材料があれば当たり前です。
多くの人は足して行くことでボリュームを出すことを選択します。
鈴木さんは違っていました。
皆忙しそうに手を動かしている中、こんな余裕に表情です。
鈴木さんは丁寧に下地を作り丁寧に和紙を1枚貼ったあと、赤とブルーの和紙で文字を切り抜きシェードに貼りました。以上完成。
余った時間は忙しそうにしている周囲の人を手伝っていました。
写真1番手前が鈴木さんのランプです。
鈴木さんが貼った文字は「off me now!」
ランプを寝る前に忘れないで消して!というメッセージをランプ自身が発信するというもの。
ものづくりのコンセプトが明確でそれを表現するために究極に引き算している・・・というのがOdaの感想です。
そして何もしていないように感じるのに、実はいっぱいしていることがあるようにも感じる。
コンセプトを立てた。
ランプとは何か。を考えた。
コンセプトを表現できるデザインをした。
丁寧に基礎を作った。
余分なことをしないことをした。
コンセプトを分かりやすく表現する工夫をした。
楽しんで作った。
などなど・・・
あくまでもこれはOdaの主観です。
さて鈴木さんは実際どうだったのでしょうか。
この鈴木さんって女の子(女性)なんだか、伸びやかな
顔ですね。潔く迷いが感じられません。
この鈴木さんって女の子(女性)なんだか、伸びやかな
顔ですね。潔く迷いが感じられません。
そうなんです。彼女は存在が伸びやかですね。
彼女と夢について話をすることが好きです。