私は専門学校の非常勤講師をしています。
この日は生徒とランチしました。
クラスの過半数が希望の就職が決まり、早々に職場に行ってしまう子もいて全員でのランチはこの日が最初で最後かもと思い連れ出しました。
私も加わって写真撮影、パチッ。
就職難と言われて久しい昨今、今年も厳しい現実がありました。
何社も何社も落ち続けて自分を見失いそうになるときもあったと思います。
でもこの子たちが思う結果を手にしているのはいつも笑顔を忘れなかったこと。
心では涙していたときもあると思います。
でもいつも笑顔を見せてくれたし口から出る言葉は決して諦めない力強く前を向いた言葉でした。
その姿にいつも健気さを感じて痛々しい気持ちもしていました。
そんな健気な姿勢はしっかりと見ている人がいたんですね。
望む結果が手に出来たことはその証です。
望む結果を手にしたけどこれからの方がいろいろなことがあります。
そして学生時代ももうすぐ終わります。
この日は嬉しいけどどことなく寂しいような笑顔です。
でもいつもどんな時でもその笑顔を忘れないでいて欲しいです。
そして周囲まで明るくする光のような存在になって欲しいです。
同じものを指して呼ぶとき、その人その人の立場や思いで呼び名が違う・・・ことってありますよね。
例えば夫が妻を呼ぶとき「妻」「奥さん」「家内」「嫁さん」など。
この垂れ幕は、
お世話になっている工務店さんの現場に設置してありました。
住まいについての「呼び方」について書いてあります。
設計事務所は「作品」
ハウスメーカーは「商品」
不動産屋は「物件」と住まいを呼んでいます。と
各業種の人が必ずこう呼んでいるというわけではないと思いますが納得できます。
何気なく聞いていた「呼び方」でも、取り扱うものの呼び方で業種や業務形態を察することができたりしますよね。
そしてこの垂れ幕を書いた工務店さんは住まいを「家」と呼び、純粋に住まい手が喜ぶ「家」をつくりたいと言われます。
その「呼び方」からは家を愛おしみ、いい家をつくりたいという心意気が伝わってきます。
ひのきの家づくり専門店
樹創家
アンティーク着物が好きです。
時々お世話になる着物ショップ「らしく」にふらりと立ち寄りました。
そこで見た100年前の着物です。
江戸縮緬(えどちりめん)です。
ハギレでは出回っていますが、こんな良い状態で保管されていたものは珍しいそうです。
中期(写真右)は着物全体に模様があり、後期(写真左)では部分的に描かれているのが特徴です。
着物は時代背景や人々の思想がデザインに反映されていてとても面白いです。
100年前の人は何を考えてどこからデザインを導き出したのか思いが巡ります。
姪 3才の誕生パーティーです。
瞳 ほっぺ ケーキ・・・。
キャンドルがこんなにも愛らしく照らしている光景を見るのは初めてと言っていいくらい。
そして何よりキャンドルが照らしているのは姪のハート・・・。
静かにゆれる炎にうきうきワクワク 「早くフーした~い。」
はずむ気持ちが手に取るように見えます。
部屋の明かりを消してキャンドルの炎を吹き消す瞬間は
パーティーが1番盛り上がります。
小さな光はいろいろなプレゼントをもたらしてくれます。
東広島の家が無事完成。
現場監督の片山さんです。
監督によって現場の雰囲気って左右されます。
片山さんは頼みごとをすると「はい」と言う前にはもう姿がなくなっていて行動に移している人。
基本「No」がない人。
そして現場ではどんな状況でも冷静に見ていてユーモアを忘れず周囲にいつも気配りしている人。
よい建物ができたことは言うまでもありません。
建物に愛情を注ぎ、関わるすべての人に愛情を注いでがんばる監督さんを「おいしい監督」と名づけたいです。
久井町の伝統行事「はだか祭り」がありました。
此処に住んでて7年、毎年楽しみにしているお祭りです。
ふんどし姿の男の人たちの熱い戦いを見て元気をもらったり、
ご近所の人たちとの交流の場であったりします。
そしてこの祭りを境にウソのように暖かくなります。
まさに「春」を運んでくる祭りです。
参加者も「寒い 寒い」と言いながら「1年元気で過ごせる」とか「厄が祓える」とか参加できることが楽しみでもあり喜びでもあるようです。
写真は参加者がもらえる御福木です。
20本以上のベテランさんです。
この幅の広さが男の勲章というところでしょうか。
そしてふんどし姿の足元をキメる!足袋が並ぶ様子です。
普通の足袋の裏底に厚い布があててあり補強されています。
なかなかリポートされていない「はだか祭り」の様子です。
サイズが書いてあるのはチームを作って参加するからです。
チームはリーダーの家に集まり体をあたため少しお酒をいただき身支度を整えて一緒に出かけます。
私は一サポーターですが、
こういう様子が覗けることは町内の祭りだからこその醍醐味です。
春を告げるささやかなお裾分けになればいいのですが・・・。
とても素敵な方でした。
奇跡のレストラン「カシータ」オーナーの高橋 滋さんです。
心のこもっておもてなしでお客様を感動させるには・・・を常に考え研究・実践されている方です。
約90分の講演会を聞き私は「本物のサービス」について考えました。
どの分野でも仕事として仕事をこなすのは当たり前。
そこにどれだけのサービスを付加できるかが大切と言われて久しい昨今。
照明デザインの世界も例外ではありません。
私なりに出した答えは、「これはサービス」と思って行動していては本物のサービスではないということ。
心と心が通い合ってこそのサービス。
そこには計算も打算もなくどれだけお客様に真剣かという心だけがあるのです。
高橋さんは心を見つける達人だと思いました。
世界中を旅され色々な場面に遭遇する中で高橋さんの視点は心が通っているかどうかに合わされています。
そして高橋さんの心の通った出来事は一様に「奇跡」と表現されます。
奇跡とはめったに起きないこと。
でもそれが起きたときは心が震えるような感動が起きるのですね。
話を聞きながら私の身にも奇跡が起きていました。
今まで仕事をさせてくださったお客様の顔が一人一人浮かんできて涙が出ました。(数多くの講演会に行きましたが涙したことは初めてです。)
お客様一人一人と奇跡のように出会い、
そのお客様が奇跡のように私を信頼して仕事を依頼して下さった。
もっともっと奇跡を起こしたいと思いました。
私が感じるようにお客様にも奇跡を・・・と。
高橋さんのご著書 おすすめです。
インテリアデザイナーであり、建築やプロダクトまで手がける日本を代表するデザイナーの橋本夕紀夫さんが広島に来られました。
広島デザインウィーク2009のJCDデザインセミナーでは「伝統という未来」というタイトルで話されました。
「日本はかっこいい。日本の伝統からデザインを学ぶものはたくさんある。その中にデザインの未来がある。」と言われていました。
ご自身でも漆を用いたプロダクトや内装材に和紙漉きや左官技術を積極的に取入れて繊細で斬新なものを作られいます。
「自分はデザインはたいしてしていない。もともとあったものの新鮮さを発見していくだけ。」とも
その審美眼は時に現代的なクールさが必要とも言われていました。
打ち上げで地魚を食べにご一緒しました。
「おいしい、おいしい」と無邪気に食べられる姿はまるで少年☆
デザインは、
そんな無垢な感性から生まれるのかなーと感じました。
地魚のお造りより橋本夕紀夫さんで満腹になったひと時でした。
そこはカフェのあるケーキ屋さんでした。
入ってみるとどこかで見た顔。
オーナーパテシェは高校の男子同級生でした。
店の名前は「パティスリー・ノア」。10周年を迎えるそうです。
「がんばってるねー。」「そっちもがんばってるねー。」
お互い年を重ねても変わらない空気感です。
チェコレートケーキをいただきました。
外はしっとり濃厚で中からトローとほろ苦いチョコレートソース。
同級生がつくったという隠し味もプラスされていたので
一段とおいしかったです。
cake factory PATISSERIE NOIX (パティスリー・ノア)
福山市新涯町1-5-30
084-954-6654
玄米菜食「マクロビオティック」に店フィサーイのランチです。
スープにたっぷりの野菜、それからメインはお肉・・・ではなく大豆の加工品なんです。
見た目の食感も牛タン。
味は甘辛くアクセントにしょうがが効いています。
こんなにボリュームがあっても低カロリー
無農薬野菜ですから皮は剥かずにいただきます。
たまねぎの芯もいただきます。
穴があいててもいただきます。
フィサーイのランチは「野菜の本当の味」をまるご味わえます。
三原の母、オーナーの順子さんです。
この笑顔に会いたくて訪れる人も多々ですが、味はさることながら「盛り付け」も必見です。
https://tica-tica.com/works/idea/fhisai/fhisai.html
照明デザインを手掛けたヘアサロンがオープンました。
開店のお祝いと店内のインテリアとなればとお花のプレゼントをお届けしました。
素材は本物なのに枯れない花「ブリザーブドフラワー」。
飾る棚の寸法や色も指定してつくっていただきました。
だからこんなにぴったり合いました。
センス抜群で笑顔が素敵なはな工房 ばくさん、ありがとうございました。
久井町の裸祭りが行われました。
春を呼ぶ祭りであり、男祭りでもあります。
多くの参加者の中から福木と福を手にした
福男さんを撮影いたしました。
体中から福のオーラが出ていますね。
とても勇ましく輝いていましたよ。
広島ブログ