41年前の名著と落書き

「WHAT IS DESIGN?」~デザインとは何か?~
ポール・ジャック・グリヨ著
昭和44年に発刊され今でもデザインを志す人々に静かに愛され続ける名著です。
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そして「Nob」
1970年代から1980年台初頭まで発刊されていたインテリアマガジンです。
この2冊が父の本棚から出てきました。
父は4年前に他界しましたがモノづくりが好きで探求心の旺盛な人でした。
この本もその一環です。
「WHAT IS DESIGN?」は41年も父の本棚にあったのにデザインを仕事にする今、やっと私の元にやってきてくれました。
しかし本を開いてびっくり!約40年前にもこの本との接点がありました。
わずかに残る意味が不明な落書き・・・
丸のつぶれたものやボールペンをすきに走らせた跡・・・
これはきっと私が付けたものに違いない。
約40年前に挨拶を交わしてまた会う日を楽しみにしていたようです。(落書きはよくないですが・・・)
懐かしさと喜びでいっぱいになりました。
以前に何かの本で読んだ2つの言葉を思い出しました。
○モノには魂があり大切にすると喜んで働いてくれる
○そして必要なものは必要な時ベストなタイミングで与えられる
精神論的ですが今はこの言葉に納得します。
そしてまた必要な人のところにこの本が行く日まで大事に使っていこうと思いました。

2 返信
  1. danjo
    danjo says:

    私も,20数年前のデザイン書を引っ張りだしては眺めたりしますが、40年前ですか…
    表紙だけを拝見しても古さは感じませんね、良い物は,普遍的なのでしょう、中身が気になります、
    今度,拝見させて下さい。

    返信
  2. demi
    demi says:

    その落書きが見たかったわ^^
    すごいタイミングかも・・・。自然を見ていたら
    あちこちに素晴らしいデザインを発見するのよ。だから、デザインに新しいも古いもないのだとつくづく思うの。人間が作ったような感じだけど、自然の中にすべてあるんだものね。

    返信

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