今だから、心に作用する「明かり」
先日、家具インテリアメッセin福山というイベントが行われ、そこでセミナーをさせていただきました。
タイトルは「今だから明かりにできること」。
節電の叫ばれる中明かりというキーワードで本当に必要な照明を自分で選ぶことの大切さをお話しました。
その内容を少し。
光・照明・明かり・・・など光にまつわる言葉がありますが、私は明かりを「心に作用する光」と定義しました。
震災後、私たちは不安・見えない恐怖・悲しみ・憤り・・・様々な感情を普段以上抱えて生活しています。
感情の波に押しつぶされそうです。
これは心が疲れている状態ではないでしょうか。
こんな時こそ照明のできることは、大きいと思います。
照明は何のためにあるのかを考えると、生命の健康を守るため、そして生活を豊かに彩るためと私は思うのです。
太古、人が炎という光を手にしたときから、光は人の感情のすぐそばにあるものです。
家々の窓明かりに心和んだり、赤提灯に開放的な気分になったり、イルミネーションにワクワクしたり・・・。
左がクリプトン電球で右がLEDです。
どちらの光が心に作用しますか。
節電のためすべての照明を消していいのでしょうか。
すべてLEDにしてしまっていいのでしょうか。
LEDは節電にとってすばらしい働きをします。少しのエネルギーで多くの明るさをもたらしてくれます。
LEDを使い、心に作用する光を作り出すこともできます。
要は使い方の問題なのです。
照明や光源(ランプ)についてもう一歩踏み込んで知ってみようと思うだけで
その瞬間から目にする世界がまた1つ広がるのではないでしょうか。
あなたの周りの心に作用する「明かり」を見つけてみてください。
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