水戸芸術館の広場にそびえるタワーは
建築家磯崎新が設計しています。
(余談ですがodaは磯崎新と誕生日が同じです。)
タワー建設に当たっては当時運輸省航空局から、
飛行機衝突防止のために目立つように赤白に塗り分けるか
点滅灯をつけるように指導されたという話。
(なんという感覚でしょうか;)
芸術館スタッフや設計者は
「措置をとらなくても十分目立つ」ことを
膨大な資料を作って説得したそうです。
この光のプリズムのような美しいタワーが
紅白だったらと想像してみるのも面白いかも・・・。
でも説得したスタッフの努力に感謝します。
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広島から東京へそして東京から水戸までは
高速バスで2時間半の旅でした。
グラフィックデザイナーの佐藤卓は緻密にデザインを
構築していくデザインの職人のような人です。
彼の仕事の展覧会をどうしてもこの目で見たいと足を運びました。
「ロッテ・クールミントガム」や「明治おいしい牛乳」などの代表作が
そのまま立体作品になっていて日常と非日常の錯綜する楽しい空間でした。完成された仕事の解剖現場のようでどれも面白過ぎでした。
普段は手の中にすっぽり入って使うものが等身大になっているのです。
不思議の国のアリス?になった感じでした。いや、ガリバーかな。
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昨年よりお茶の稽古に励んでいます。
今年の初釜の様子です。
床の間の設には飾りつけのバランスの原点を見るようです。

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炭火のぱちぱちという音は炭の香りとともに
心地よいご馳走になります。
静かにゆれる火もまた視覚にやさしい刺激をもたらします。
湯の沸くしゅんしゅんという音は松風(しょうふう)と
言われこちらも静かに味わいます。
お茶の稽古のあとがすがすがしいのは
五感がバランスよく使われるからかも知れません。・・・と
勝手に思っています。
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今回は語らずにはいられません。
「暮らしにデザインを取り入れること」の大切さを
これほど感じるものがあったでしょうか。
そこまで私の想いを募らせるもの、それは目覚まし時計です。
目覚めのひと時を快適に過ごすかどうかは
一日、もしくはその後の時間に大きな影響を与えます。
私はかねてから目覚まし時計のデザインの「イケてなさ」に
がっかりさせられていました。
ただレトロにしたもの、シンプルにしすぎて時刻が読みにくいもの、
表面のデザインに懲りすぎて裏のアラームセットなどが使い辛いもの・・・挙げればきりがありません。
それが見つけてしまってのです!!!
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無駄をそぎ落とした片手で握れるフォルム、
フレームは金属で適度な重量感、指になじむセットボタン、
そしてトップボタンでLEDライトが5秒だけ点くのです。
文字を読むこともでき、そのまま懐中電灯のかわりにもなります。
アラームを止める方法は裏ボタンとトップボタンの
どちらでもできるんです。
計算されつくした中にも遊び心を忘れていないところがいい。
これなら私の大切な寝起きの時間をあずけることができると
飛びつくように購入しました。
製造元はノア精密株式会社。色違いで黒あり。
価格は1500円位でした。
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お正月に同窓会が開かれ、多くの同級生が集まりました。
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学校名物の応援合戦は卒業?年たっても健在でした。
何年経っても色褪せないもの、
さらに輝きを増すものってあるんですね。
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全国を巡回し11月5日~7日は広島でした。
展示は中国地方の出展者の作品と全国の受賞者の作品。
東京での授賞式以来の「La・La・Lamp」は少しよそよそしく見えました。
でも興味深そうに見てくださる方を離れて見ていると改めて喜び!
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オリエンタルホテル広島がオープンしました。(10月1日)
先だってのレセプションではデザイン・アート・音楽・料理などの
感動的な仕掛けがありました。
写真はインテリアデザイナー内田繁の作品で茶室「想庵」。
外と緩やかにつながりを持たせながら儀式の場として仕切る「間合い」をデザインされているようでした。
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オリエンタルジャズコンサートのステージ。
本物の植物と映像の植物が交錯しています。
奥行きの感覚を奪うような不思議な空間でした。
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天井からはペンダントが一つだけの明かりでしたがスタンドや間接照明で空間は柔らかに照度がとれていました。
テーブルで書類を広げた人の手元にスポットライトがついているように見えますがこの光がどこから飛んでいたのか未だ分からず・・・です。
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光と影と実在する物体が交錯して幻想的です。
一輪の花がよりリアルに見えます。
ホテルのギャラリーに展示されていた「ボレック・シペック」の作品。
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約600年の歴史がある寺、佛通寺に行きました。
盛りにはまだ少し早い紅葉でしたが秋色の天然のシェードを楽しみました。
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緑→黄色→赤と変わる様子は何かの色の配列と同じと思いませんか?
そう、虹の配列と同じですよね。落ち葉になった赤いもみじは虹の次の色、紫が強くなっているように見えます。自然の小さな法則を発見しました。
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友達に子供が生まれました。名前は智季くん。
まだ2ヶ月なのにしっかりカメラを目で追います。
そのころの赤ちゃんの視力はまだ完全ではなく0.02くらいなのです。
カメラではなく光や人の動きに伴う影を追っているようです。
光は視覚に一番に届くものなんですね。
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つやつや、ぴかぴか、ぷるぷる、むちむち・・・ひらがな音声は続く。
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ミルクを飲んですやすや、すやすや。
目を開けた世界より大きな世界が広がっているんでしょうね。きっと。
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P1010075-350.jpg小高い丘の閑静な住宅街にひっそりと建つその教会は建築家・安藤忠雄の作品です。正式名称は「日本キリスト教団茨木春日丘教会」、愛称「光の教会」と呼ばれています。美しいコンクリートのエッジにうっとりします。
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安藤マジックにかかったような光と影のグラデーション。
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十字架のスリットから昼間は光を取り込み、夜は室内の光を放ちます。
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食を提供するレストランでの料理教室はよくある風景ですがこの度あかり教室を開催させてもらいました。

美味しいあかりが出来上がるよう皆さんと楽しくものづくりをいたしました。

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