東芝の決断で明かりを考える

東芝が白熱灯の製造を終了したその日曜日。
関口宏のサンデーモーニングで当日の東芝の様子がレポートされました。
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LEDとは何かというミニ講座がありコメンテーターの人たちが白熱灯・LEDについて数分語り合っていました。
涙とともに白熱灯を見送る東芝社員の人とは対照的に
私はこんな風に日曜の朝に多くの国民で一緒に明かりを考える機会があったことを嬉しく思いました。
東芝は日本で初めて白熱灯を製造販売した会社。
その会社が日本で最初に白熱灯の製造を中止したことはやはりパイオニアとしての義務感からではないでしょうか?
日本人は衣食住に関心はあっても明かりと香りには無関が薄いと言われています。
いつも身近にあり、どこでも手に入った白熱灯がなくなってしまう・・・いくら無関心でも考えざるを得くなります。
そして明かりに対する自分なりの物差しを持たなくてはならなくなります。
東芝が本当にやりたかったことは「LED元年」といわれる昨今の動きの中で人々の明かりに対する思考を始動させることだったのでは?
そして私たち照明デザイナーはこの照明の激動期に何を考えどう行動していくのか・・・社会から問われているようです。
そんなことを思った日曜の朝でした。

1 返信
  1. 田中 茂
    田中 茂 says:

    先日のセミナーではお世話になりま、ありがとうございます。ティカ・ティカのHP拝見しています。御主も中々のキャリアーウーマンですね。お見逸れを致しました。東芝さんはライテックを含めビジネスパートナーとして代理店契約を結んでいます。お手伝いをすることがあればご用命ください。近いうちにまたお会いしましょう。赤木先生にもセミナーの同窓会をしましょうと連絡をしました。

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